フリスクです。
ゆりやんコピーライティング上手いやん!っていう話なんですが、お笑い芸人のゆりやんですね。
少し前に大谷選手が結婚発表したり、奥さんの写真を公開したりしてましたが大谷選手の結婚相手がまだ判明していないタイミングでゆりやんが匂わせる発言をしたんですよね。
Xで「ご報告」とポストをして、インスタで緊急ライブをやるとの事で。
世間が大谷選手の結婚相手は誰だ誰だと騒いでる時期にです。
僕は見てないので詳しいこと分からないですがインスタのライブの方で
「なんと言っていいのかあれなんですけど、皆さんにご報告があります。すいませんちょっと、言葉が詰まっちゃって。皆さんもご覧になられたかもしれませんが、お気づきいただいている方もいるかもしれませんが、実はえっと…」
「爪切りました」
「本当にあのー驚かれた方、たくさんいらっしゃると思います」「静かに見守っていただけると助かります。爪切りました」
とww
この一連の流れは、ただ爪を切っただけっていうボケでした。
ゆりやんの事だったので僕もなんかのボケかなって思ってましたがまさか「爪を切った報告」とは予想を裏切られましたw
いやあ、ゆりやん絶対コピーライティング上手いなって感じましたね。
世間は大谷選手の結婚の事で意識が向いてるタイミングでゆりやんの「ご報告」を見た人は
「ゆりやんも結婚するのか!?」
と思い込み、それに対して予想を裏切り、価値 (笑い) に変えました。
人ってついつい物事を主観で捉える癖がありますがゆりやんは人が思い込みで判断してしまう、固定概念にとらわれる習性があることをうまく利用した、とも言えますね。
みんなつい勘違いしたり情報を都合の良いように解釈するんですが(僕も含めて)
ライティングが上手い人っていうのはそういうのをうまく利用してます。
例えば
「商品はnoteからではなくメルマガ内でご購入お願いします!」
と書かれていたとします。
この文章を見た人は
「結構売れているんだな」
「他にも買う人いるんだな」
っていう印象を受けたり、そう捉える人もいると思います。
でも本当に売れているかどうかなんて分かりません。
もしかしたら一人も買っていないのかもしれませんしね。
この文章は、既に売れていて他にも商品を買っている人が結構いる感じを演出しているってことです。
読み手が事実を都合よく解釈する性質をうまく利用してます。
ライティング上手い人は、こういう想像のさせ方が絶妙です。
「これを見たら相手がどういう印象を抱くのか?どう感じるのか?」
というのをきちんと理解できているからこそ出来る芸当です。
逆に、ライティングが悪いせいで自分のブランドや格を下げる書き方をしてしまっている人も多いです。
例えば、実はあまり商品とか有料コンテンツを販売した経験もないのに月収100万達成してます感をプロフィールで書いたり自称中級者みたいな振る舞い、強者ブランディングをしている人が1000円とか低単価のコンテンツが何本か売れた際に
「早速売れてます!!みなさんありがとうございます!!」
「ずっと気になって朝起きたら5本売れました!!めちゃくちゃ嬉しいです!!これからもがんばって商品出していきます!」
みたいな事を書いたらどう思うのか?
そんな人が上記のような文章を書いたら、読んだ人から
「なんで1000円の商品でそんな喜んでるの?しかも5本って。月収100万ぐらいの実力あるっぽいのに本当なの?なんか有料コンテンツ売るの慣れてない感じあるし」
みたいに勘違いされる可能性あります。
経歴も長くしっかりと稼いでいて本当に実力ある人なのに、こういうマイナスに見られるような『OUT(アウト)ライティング』してる人めっちゃ多いです。
あとは
「そういえばこの前コンサルの逆オファー来ました笑 結果、5万で成約しました!」
ってSNSで投稿するとかも、雑魚く見られたくないんだったらアウトライティングです。
「笑」をつける時点でちょっと嬉しがって喜んでるし、喜んでるってことは普段は逆オファーとか来ない人なの?
あんま人気ない人なの?
って思われる可能性ありますし、本当は数十万〜数百万のバックエンド商品を用意できるぐらいの実力あるしそれぐらいの高単価の商品を逆オファーしてきた人と個別に通話した時に打診したけど通らずに最終的にダウンセルでフロントエンドの5万の教材を成約になった、
っていう背景があったけどそんな事を知らない人は『5万で成約』って書かれている部分を想像して
「この人のコンサルは5万円ぐらいの価値しかないのか」
「コンサル5万円で逆オファーって相手から舐められてるやん笑」
「しかもそれで嬉しそうやし実力ない人なの?」
って勘違いされる可能性もあるわけです。
…みたいな感じで、あまり人の事を否定したくないんですが自分のブランド価値を下げるような書き方してる人死ぬほど多くてもったいなさすぎます。
他にも事例あげたらキリないんですがいまパッと思いついたやつでいうと
「フォロワー数とかインプ数なんか私は全然気にしてません!」
→本当に気にしてなかったらわざわざ言わない。この人めっちゃ気にしてるやん、悔しいんかなって思われる可能性ある。
「シーシャなう、高級寿司(焼き肉) なう」
→シーシャに来たことだけをポストしてたら、この人シーシャに来たことだけをわざわざポストしてるって普段は来てないんだなって思われる。本当にいつも行ってる人だったら書き方のニュアンス変わるはず。
「Zoomドタキャンとかあり得ないわー」
→ドタキャンするような程度の低い人がこの人の所に集まってるのかな?この人のお客さんとか読者さんってそういう質の低い人が多いの?って思われる。
「結果出すには継続的な勉強と行動と自己投資が必要です!」
→当たり前すぎて何も言ってないのと一緒。え、この人の読者さんってこんなレベルの人ばかりなの?自分には合ってないわ、と本当に成長欲求が強くて行動意識もある人が離れていく。
…とかとか。
こういうのって誰も教えてくれなくて自分で気付くしかないんですが、こういうのの積み重ねで良くも悪くも自分のブランドイメージって固まっちゃうんですよ。
意図してなくても自分の格が下がってしまうような文章を書くと
「この人大したことないな」
って思われて読まれなくなります。
これ書いたら見た人はどう思うのか、これ勘違いされないかな、っていうように“見られ方”っていうのは常に意識した方がいいです。
…っていうと初心者の方はいつも以上に手が止まってしまうかもですが考えすぎずにでも意識は常にしていく、っていうスタンスで文章書いていくのがいいですね。
今回はこれで。
それでは!
P.S.
そういえば先日教材を買ってくださった方ありがとうございます。
今回は意外と新規の方も多かったですね
スポットコンサルも続々と申し込み来てます。