フリスクです。
前回は『ゆりやんの爪切りと価値が下がる文章について』というタイトルで記事書いたんですが思ったより好評で笑
こちら
>> ゆりやんの爪切りと価値が下がる文章について
実力以上にも以下にも見せられるのがコピーライティングの威力だよねみたいな話をしたんですが
コピーライティング、文章って “書く前” からほぼ勝負決まってるんですよ。
書き始める前にどういう意識でいるのか、どういう状態でいるのかで自分の書く文章の影響力、エネルギーの高さって決まります。
つまり『初期設定』が命なんですよね。
これはXとかの短文ポスト、レター、プロモーション、メルマガとか全部そうです。
例えば書き始める前に頭の中がごちゃごちゃしたり余計な不安とか心配事抱えてノイズがたまってたりしたら良い文章なんて書けないですし、
自分のターゲットど真ん中の人、ペルソナに届けるっていうのを無意識に忘れて、なんか隣の同業者、ライバルの発信者に対抗意識を燃やすかの如くそっちに目線を向けて書いてしまい、
「え、それ誰に向けて書いてます？」
「ほんとに自分のターゲットとなる人に向けて言ってます？」
みたいに自分の見込み客の人を置き去りにしてしまう人めちゃくちゃ多いです。（特にSNSやってる人）
あとは、
「まだLINE読者さん少ないからイメージがわかない」
「お客さんいないから書こうとしてることが反応いいか刺さるか不安」
みたいな状態だと、なんか文章の節々に遠慮の無さ、自信の無さみたいなのって出るんですよね。
昔の僕もそんな感じでしたけどね。
「大して稼げてないのにこれ言っていいのかな、あんま自信ないな」
って思ってると、やっぱりそれが文章に出るんですよね。
〜〜だと思います笑
みたいに「笑」をつけるとか断定せずに「思います」って言っちゃったりとか。
そういう文章エネルギーの低いものになりがちだし、言ってることは別に普通だけど読者さんの感情を動かせるか、感化させられるかっていう点で見たときに影響力のうっすい文章になりがちです。
じゃあどうすればいいのかってなった時に、大事なのは『Fake it』です。
Fake itっていうのは、なりきる、演じる、〜〜するふりをする、みたいな意味なんですが自分が理想とする人物像をイメージしたり、ゴールを達成した理想的な未来の自分を想像して書くみたいなことです。
みんな
「自信付けたい！もっと頭良くなりたい！影響力与えたい！」
とか、理想の自分、理想的な人物像的なものって何かしらあると思うんですよ。
それを既にそのステージにいるかのように、既にそこに到達しているかのように演じる、振る舞うって事でエネルギー高い、熱量のある文章になったり
「なんか惹き込まれる」
「この人の文章は何かを感じる」
みたいなライティングになるっていう考え方です。
僕もこれは経験済みというか実体験として、そうやってエネルギー高い状態で、抽象度を上げた状態で書いたときってやっぱりいつも以上に反応よかったりします。
逆に、体調悪かったり眠かったりエネルギー低い状態で書いたときの文章を自分で見返したときは
「なんじゃこりゃｗｗ」
「これはひどいｗ」
と自分の文章の酷さに呆れることもあります笑
こういうのって恋愛と一緒で、モテなくて自信ない男が
「俺ってモテないし自信ないから女の子と喋っても楽しませてあげられないな…」
みたいなセルフイメージだとやっぱりそれが相手に伝わってモテなくなるのと同じです。
でも
「俺は既にモテている！」
ってセルフイメージでいたら本当にモテるようになったりします。
動物でも一緒ですがモテる雄の所にはさらにメスが集まってモテるようになるって言われるぐらいなので、だから一般的な恋愛ノウハウでは
「色んな女の子と遊んでるように見せた方がいい」
「他の女の子を匂わせろ」
なんて言われたりしますが。
まあそれはいいとして、大事なのは『現状の自分』や『今のレベルの自分』で文章を書かないって事です。
現実的にはそりゃあ書くのは今の自分なんですが、意識としては
理想の自分、ゴールを達成した自分になりきる、それを憑依させるみたいなイメージです。
キングダムの主人公と同じです。
信は最初は地位も何もないただの下僕でしたが
「俺は将来、天下の大将軍になる！！」
と鬼のようなセルフイメージの高さで、
戦争に繰り出した際は自分が既に将軍かのように仲間に指示したり振る舞って、百人将、千人将、三千人将とすご勢いで出世していきましたよね。
信がもし
「まだ経験ないけど勝てたらいいな…」
「下僕だし実績とかないし不安だけど将軍になれたらいいな…」
みたいな状態で戦うときと
「実績とか能力とか関係ねえ！！絶対に将軍になる！！」
っていう状態で戦うときって明らかにパワーというか熱量みたいなものって桁違いに変わるはずです。
そういえば僕も情報発信ビジネスを始めたときは実績も能力も何もない状態でしたが
『絶対に独立する、会社を辞める』
とセルフイメージだけは高かったのを思い出しました。
まだ具体的なことは何もしてないのに根拠のない自信がありましたね。
でもそういうのってめっちゃ大事です。
「実績ないから語る資格あるのかな」
「お客さんいないけどこんな事言って良いのかな」
とか考えなくてよくて、自分が未来こうなるって決めたらそこに向かってガンガン発信していけばいいんですよ。
それでいうと、『現実のいまの自分のキャラがこうだからこう書く』は違います。
厨二病っぽい表現になりますが、内に秘めた自分というか本心、本音の自分のキャラで書くみたいな感じですかね。
友達とか知り合いとかリアルのコミュニケーションを取るときの自分は共感多め、寄り添い多めのキャラだけど、
でも内に秘めた自分は超自信家で実はめっちゃ熱い人間、なのであれば文章もそうやって書く、みたいなイメージ。
PASONAの法則を使って書きましょうとか、最初に結論を良いましょうとかなんたら心理効果が〜とか、そういう教科書的なコピーライティングを学んだり型通りに書けば
“きれいな文章”
は出来上がるけど、読み手の心を動かして行動させるような文章は書けないんですよね。
だから、いくら教科書的に正しいとされる文章の構成とか書き方をお利口さんに学んでも売れない文章になります。
コピーライティングって “ツール” でしかなくて、
価値提供したり自分が言いたいことを伝えたり見込み客の心理誘導とか商品を購入してもらう為の道具、手段でしかないです。
小手先のテクニックとか枝葉の技術を学んだり鍛えても何の意味がないわけで、文章を書く以前の問題です。
書き始める前にそもそも『誰に何を伝えるのか？』っていう “方向づけ” や “ベクトル” の向き、意識がバラバラになるからエネルギーが分散してぶっ刺す文章書けなくなるんです。
それが出来ないと感情が動かせないから商品を売ったり行動を促せないので『コピーライティング』は上手いけど『情報発信ビジネス』ができない、っていう事態になります。
日々の発信、コンテンツ、LPとかは “書く前” から勝負が決まるっていうのはそういう事です。
改めて、自分が文章を書くときのセルフイメージとかを含めて意識レベルを上げる、抽象度を上げるっていうことを念頭に置いて書いてみてください。
エネルギー高い文章が書けるようになるはずですので。
今回はこんな感じで。
それでは！
【著者プロフィール】
岐阜県のド田舎出身。
中卒パチンコ狂いの父親と不倫相手に息子の奨学金を貢ぐ母親の元で育つ。
生まれと育ちの ”劣等感” から「自分なんか何やっても無理なんじゃないか」と、人生に対しての「悟り」ではなく「諦め」の地獄の高校生活を送る。
卒業後は偏差値37のFラン大学に進学、就職活動ではまさかの内定ゼロ。
ノルマ未達成の社員に上司が灰皿を投げつけるヤ◯ザのような不動産会社に勤務。
毎日ポスティングチラシを２０００枚配り歩き、挙句の果てにはストレスで病気に。
「このままではやばい」と上司に辞表を叩きつけ、一念発起しアフィリエイトを開始。
半年間の時給０円ブロガー生活を乗り越えアフィリエイト１本で生計を立てられるようになる。
「こんな自分でもやればできる」と自信を取り戻すも、次第に、
「１人ぼっちで稼ぐことの辛さ」で悩み始める。
働き方の迷路にハマりながらも、脳科学・心理学・哲学をメインに３年間独学で勉強し、
「生きがいと働き方を統合する」メソッドを開発、情報発信を開始する。
これまで累計５００人以上にスモールビジネスを指導し、自身も「仲間をつくりながら一緒に稼ぐ」ことを体現。生徒には月商７桁多数。
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