フリスクです。
コンテンツ販売とかプロモーションって
「とにかく売上の最大化！」
「たくさん数多くて売って認知獲得！」
とか出来るだけSNSとか含めて派手に目立って
「こんなメリットあります！」
「圧倒的ボリュームでこんな事が学べます！」
っていうのを伝えるかが勝負だ。
…と考えてる人って多いと思います。
でも残念ながらそれだけだと
「モノを売る」
ってことから変化してないです。
そもそも、良質な商品であれば売れるってわけじゃないんですよね。
これは売り方を変えた方がいいっていう意味でもなく、
・質の高い良いものを売る
・きちんとサポートをして満足度を高める
っていうのは当たり前にやるべきこと、満たすべき最低条件、前提条件です。
それプラス、全情報発信者がやるべきことがあります。
何をやらないといけないのかっていうと、
読者さんやお客さんを潜在的に望んでいる未来に連れていくことです。
つまり、理想の未来、憧れているライフスタイルです。
僕も完璧にできているかって言われたらそうでもないかもしれません。
でも多くの人は、顕在的な悩み “だけ” 解決しにいこうとしています。
短期的な問題のみを解決するような商品やサービスを提供してる人多いです。
例えば、
コンテンツビジネスで稼ぐためのX運用とか痩せるダイエットレシピとか、マッチングアプリで彼女を作る方法とか。
別にこれが悪いっていう言いたいわけではなく、むしろこういう短期の問題解決となる商品やサービスっていうのは必要です。
必要なんですが、
じゃあなんでコンテンツビジネスで稼ぎたいのか？
なんで痩せたいのか？
なんで彼女を作りたいのか？
って考えた時に、みんなそれぞれ “最終的に望む未来” が違うはずです。
コンテンツビジネスだったら
・月5万でもいいから副収入を得れればそれでいい
・新しい事業を増やしてガンガン挑戦していきたい
・会社辞めて海外移住するために稼ぐ力つけたい
とかあるし、
ダイエットとか健康ジャンルだったら
・痩せて趣味のスポーツを楽しみたい
・結婚するために痩せてきれいになりたい
・好きな洋服が着たい
とか。
恋愛ジャンルだったら
・経験人数をとにかく増やして自信が欲しい
・ナ/パを通じてコミュ力あげたい
・恋愛コンプレックス直してあとはビジネスに集中したい
とかね。
一人一人、“奥底の欲求” とか “求める未来” って違いますよね。
だからこそ、コンテンツ販売やプロモーションでやらないといけないのは
自分が目指す未来や抽象的な理想がどこに向かっているのかを読み手にきちんと理解してもらう事です。
それをしっかり共有して伝える必要があります。
有料コンテンツや商品のメリットとか、いかにお得かとか、内容がいかに凄いかとかそういうのも伝えるのはもちろん大事です。
大事なんですけど、
“最上位の本命バックエンド商品を売って長期的な関係を築く”
っていう長い目線で考えた時に、それ以上に重要になってくるのがちゃんと自分の理想の未来、お客さんに提示する未来を共有するってことです。
それをコンテンツで表現する必要があります。
みんな短期的な問題解決 “だけ” やって終わりの人が多い。
だから低単価商品を単発で売ってサヨナラされるし、高単価商品を用意しても興味持たれずに見向きもされないっていう。
よく有料商品を売るときとかプロモーションのときに
「自分である理由を作りましょう」
「商品を売る文脈を作りましょう」
とかも聞くと思いますが、まさにこれは『目指す理想や未来』の部分です。
(もちろんこれだけではないですが)
そう考えたときに、僕らが商品を売るときやプロモーションするときはコンテンツ自体、商品自体を売りにいくのではなくて、
“自分の理念を売る” っていう基準値でいたほうがいいです。
これは決して、
「コンセプトとか信念をひたすら語ったコンテンツを売った方がいい」
っていう意味ではないです。
コンテンツの本編や中身の部分では、具体的な解決手段だったり方法論だったり、ノウハウ的なことを解説するのは当然です。
フロントエンドの商品が
単発セッションなのか、
Zoomセミナーなのか、
オフライン勉強会なのか、
コミュニティ運営なのか、
人それぞれですが、
理念に共感する人を集めるため、より優良顧客の方に来てもらうために、
自分の目指す未来とか理念を伝える “手段として” コンテンツ販売する、お試しサービスを提供するって事です。
コンテンツは “目指す未来を共有するための道具” っていう言い方もできるかもしれません。
伝わってますかね？笑
だからコンテンツ販売とかプロモーションって『名刺配り』みたいなもんです。
商品やサービスを販売することになった“背景” を伝えて
なんで自分が提供するのかを “ストーリー” で説明し、
最終的にどこを目指すのか “未来” を語る。
プロモーションしたり商品売るときはそういうのを毎回伝えないとダメです。
向かってる理想や未来を商品やコンテンツに乗せて届ける、みたいなニュアンスですね。
これができてなかったら
「noteとか講座を50本、100本売っても無駄です」
とまでは言えないかもですが、
フロント商品が大量に購入されてもその後に本命のバックエンド商品がまったく成約されなかったら、
あるいは自分が集めたい優良顧客の方ではなく質の低い人たちばかりが集まったら、
そのコンテンツやフロント商品が “たくさん売れて本当によかったのかどうか” っていうのは怪しいところです。
SNS見てると
「商品は数多く売る！」
「たくさん売れたらいい！OK！」
っていう最大瞬間風速的な販売の仕方が一番正義で正しくて絶対的なもの、みたいな空気感を感じるときありますが、
もちろん多く売れたらそれはそれで
「おめでとうございます！」
「良い感じですね！」
とポジティブな感情というかまあ一見順調に見えますが、
『3年、5年と安定的かつ長期的なビジネスを構築する』
っていう前提で考えたら
「果たしてこれは先につながるのか？」
「積み上がっているのか？」
「たくさん売れたかどうかでプロモーションを評価していいのか？」
っていう視点は是非持ってほしいなと。
まあコンテンツ作成に慣れてないと、自分の目指す未来とか理想を交えながら作るのはなかなか難しいですが、
でも少なくともその視点を持って取り組むことでエネルギー高い文章になるというか、
良い意味で明らかに他の人と視点が変わるというか、
そこでようやく影響力のある情報発信をするための土台が整うっていう感じになると思うので
プロモーション期間とか商品を打ち出すタイミングじゃなくても是非そのマインドで、その基準値で、
日々コンテンツ作ったり文章を書いてもらえたらなと思います。
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