文章が上手な人の特徴は?
ってなったときに、
・ナイフのように刺す強い言葉使う
・感情出したりリズムがいい
・具体例がわかりやすい
とか他にもたくさんあると思いますが、
『抽象度を上げて、それをちゃんと具体に降ろせているか』
っていうのも、文章が上手いかどうかの一つの指標になります。
抽象→具体→抽象→具体と、行き来して書けてるかどうか。
“コンセプトをビジネスという場まで降りてきているか?”
っていう言い方もできる。
これやってる人が文章が上手いっていうより、
情報発信ビジネスを正しく認識できている、って感じですね。
これはどういう事かっていうのを順に説明していきますが、
まず前提として、僕らは、何か自分が望む未来や目的のためにビジネスをやっているわけじゃないですか。
よく言われるものだと、
・PC1台で旅行しながら働きたい
・仕組み化して自由な時間を作りたい
・クライアントの方と関わって感謝されたい
・スキルアップして成長ややりがいを感じたい
・会社に依存せずに自分の力でお金を稼いで独立したい
とかありますが、
こういうライフスタイルや理想を叶えるために僕らってビジネスに取り組んでるわけです。
上記のような理想の状態や目標の為に、僕らは日々、企画やったりコンテンツを提供してますよね。
つまり、そこの文脈 (コンテキスト) をきちんと伝える必要があります。
ただ単に、
「文章スキルを高める講座です!」
「コンテンツ作成について解説した有料教材です!」
「月収100万でのロードマップを伝える企画です!」
と抽象度の低い情報だけ伝えても、コンテキストが含まれない事になります。
例えば、僕の例でいうとこんな感じ。
====フリスクの例====
ただ単にお金を稼ぐだけじゃなくて、
旅行したり未知の体験や経験、新しい人の出会いや別の事業で得た学びとか知見を生徒さんや読者さんに文章で還元しながら、
新しい視点やパラダイムを提供する。
そうすれば遊んだり勉強したりする事 (ライフ) とビジネス (ワーク) が統合される。
一致する。
だから成長もやりがいも感じられて、
ビジネスする事が自分の役割や生きがいに繋がる。
そんな生き方を、僕の生徒さんにはして欲しいと思って活動してます。
そして、僕の理念や価値観に共感する人と長期的に関わったり一緒にビジネスをやったりしたい。
だから次回のコンテンツ作成について解説する教材では、
価値提供しながらどうやって理念を共有して、どう行動を促すのか。
その辺りを重点的に書いていきます。
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…という感じ。
なんとなく伝わりましたでしょうか?
こういうのが、
① 抽象度を上げて(何の為に活動するのか)、
② 具体に降ろす(何をやるのか)
っていう文章の例です。
『コンテンツ作成』に関する教材とかはネットにいくらでも出てますが、
こうやってコンテキストも一緒に書く事で、
“僕から買う理由”
ができる。
健康/ダイエットジャンルの例でいうと、
・痩せて理想の彼女を作るためにダイエットしましょう
・会社で出世する為に高いパフォーマンス出せるよう、筋トレしましょう
・ボディビル大会で出ていい成績残せるように食事管理しましょう
とか、それぞれコンテキストが変わりますよね。
理想の未来が一人一人違います。
英語ジャンルの例でいうと、
・給料上げるためにTOEICで高得点取りたい
・好きな海外ドラマをより楽しめるように英語勉強したい
・いつかオーストラリアに住みたいから英語を話せるようになりたい
とか。
これも、英語を学ぶ目的や理由が違いますよね。
もちろん、企画打ったり有料教材をプロモーションする時だけではなく、
日々、長文書いたりコンテンツ作ったり公式LINEやメルマガで配信する等、その都度
“しっかり自分のコンセプトを共有した上で”
自分の打ち出す講座や企画を説明する事で、
高単価商品を買ってくれるような優良顧客の方が集まりやすくなるし、
ファンの方も増えていくっていう。
・なぜ自分はこの活動をするのか
・何の目的でビジネスをするのか
・どういうゴールの為にこの企画をやるのか
っていうように抽象度をグンと高めて、しっかりと自分の情報発信やビジネスというフィールドに降ろすからこそ、
自分らしい企画や商品づくりも出来てくる。
あと注意なのが、
とにかく抽象度を上げればいいっていうわけでもなく、
具体まで降ろしてこないと、価値は生まれない。
「世界平和を望んでます!」
「全員が自分らしい人生を歩んで欲しいです!」
っていう事だけを言って、
・じゃあその為の方法は?
・どうやって解決するの?
・最初は何からスタートすればいいの?
っていう具体の部分がなかったら、
読者さんはあなたについていこうって思わないわけですよ。
別にディスりたいわけじゃないですが、
「最高にワクワクした人生を歩もう♪」
「価値観を発掘して自分らしく生きよう♪」
みたいな具体的に何を学んでどういう状態になれるのかよく分からない、
目的が曖昧なふわふわしたオンラインサロンとかコミュニティにありがちですが、
例えばそんなイメージですねw
一番上の天井だけを見せるのではなく、そこまでどう駆け上がっていくのか。
要は、階段を用意して上げないと臨場感は生まれないので、
その後文章が読まれなくなって、商品も売れなくなっちゃうんですよね。
かといって、
抽象的な世界を共有せずに具体的なノウハウや方法論だけ伝えても独自性がなくなるので、
「抽象度上げることと下げることどっちも両方大事ですよ!!」
っていう事が今回伝わればなと。
それさえ出来れば良いライティング、っていうわけでもないんですが、その意識で日々文章を書くことで
自分の価値観とかコンセプトを反映させた、
“エネルギーの高い文章”
に近づくはずですので。
気付いていると思いますが、
今回の文章自体、抽象からビジネスという具体的なフィールドに降ろして説明してるのでご参考までにです。
抽象と具体を行き来するライティングは慣れないと大変かもですが、コツを掴めば誰でも簡単にできるようになるのでそこは安心してくださいね。
というわけで今回は以上となります。
ありがとうございました!